カテゴリ:本のこと( 25 )
夢を売る男

ホームページ・ブログを見て興味を抱いたとのことで執筆の依頼が来ました。
これまでのご経歴やご活動内容をはじめ、ご経験やこだわり、豊富な知識、人生観なども書いてくれとのこと。

結論から先に言っちゃうと、最近、巷で話題のこの話です。
↓↓↓

自営業やってると「取材商法」など、この手の誘いはよくあることで、暇なときは面白半分で相手するのですが今は相手する時間がないのが残念..

このことがあって百田尚樹さんの「夢を売る男」を読み直してみることに
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出版業界の現状と内実が赤裸々に記されていてとても面白いです。百田さんでないと書けないでしょうね^^

個人的に百田さんの作品の中で一番好きな物語です。気楽に読めますし休日に読むには最適な作品です。



by dikta | 2017-06-15 12:02 | 本のこと | Comments(0)
電光石火


暮れに、こんまりさんのこの本よみました → 


物を捨てるのが好きなタイプなので、 “参考にならないかも” と侮っておりましたが
どーしてどーして。捨てるものが山ほどありました。

特に、 “大切にしなさい” と教え込まれた本について
「不要なら捨ててもOK」 と気づけたことは大きな収穫。


さっそく本の整理を行い、ブックオフに引き取ってもらいました。
好きな本だけが並ぶ本棚っていいですね。タイトル眺めるだけで楽しいです。

そうなってくると、この仲間に入れるテンションの上がる本を探したくなりまして、
ハイピッチで新しいを本を読んでいます。

本を処分することを覚えたので、自分に合わない本は、
すぐさまブックオフ用のダンボールに直行。

ほとんどが処分する本でしたが、2冊だけ面白い本がありまして、
その内の一冊がコチラ

↓↓↓ 

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電光石火 内閣官房長官・小山内和博


現在の内閣官房長官である菅義偉氏がモデルで
政界や官僚たちに纏わるストーリーが忠実に描かれていると評判の作品です。

主人公が叩き上げの経歴でしたので、
「あれ?菅さんもそうなの?」と検索してみたら、

高卒→集団就職で上京→築地でアルバイト→私学で一番授業料の安い大学
→サラリーマン→議員秘書→市会議員→国会議員

と叩き上げの政治家なんだそうです。 
世襲あるいは官僚出身といった経歴なんだろうと勝手に想像しておりました。


中堅どころの政治家と思ってましたが、こんなに凄い人だったとは..(^^;)スイマセン



  ※参考記事

  菅 義偉・官房長官の叩き上げ人生録【1】  http://president.jp/articles/-/12601
  菅 義偉・官房長官の叩き上げ人生録【2】  http://president.jp/articles/-/12604
by dikta | 2015-05-28 12:44 | 本のこと | Comments(0)
濡れ衣
あかん、あかん、あかん、
気が付いたら2月も終盤じゃん..

こないだお餅食べたばっかなんですけどね。感覚的に。



さて、さて。

大分のコンンビニで、商品の遊技用カードの袋が破れているのを店に届けた小学生6人が万引きの容疑者扱いされてしまい、
コンビニオーナーが警察につき出し、事情聴取まで受けたという酷い事件がありました。

幸い防犯カメラの映像で別人の仕業と分かり善意の小学生たちの濡れ衣が晴れたとのこと。 → 




このニュースで思い出したのが大阪府警による「警察官ネコババ事件

15万円入りの封筒を拾ったと交番に届けでたお金を警察官がネコババ。
届けた主婦を容疑者に仕立て、警察ぐるみで隠蔽、濡れ衣を着せようとした悪質な事件でした。


いきさつをまとめた本が出版されていましたので、古本を入手。


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『警察官ネコババ事件—おなかの赤ちゃんが助けてくれた』 (読売新聞大阪社会部)




同じ大阪府警が「貝塚ビニールハウス殺人事件」の捜査で冤罪事件を起こしています。

レイプ殺人事件の容疑で逮捕された5人の少年たちすべてにアリバイがあり、そのアリバイを証言する友達も居て
さらに体液や足跡などの物証が何一つ一致しないにも関わらず、拷問による供述調書のみが唯一の証拠となり
起訴、そして有罪判決を受けた冤罪事件。

時系列で

1979年1月 事件発生 少年ら5人を逮捕

1982年12月 大阪地裁 有罪判決

          事件当時21歳の男性 懲役18年
          事件当時18歳の4人 懲役10年

          4人が高裁へ上告。
          1人が上告を断念(有罪確定、服役へ)

1986年1月 大阪高裁 逆転無罪の判決。検察上告を断念。無罪が確定。

         4人を釈放(身柄拘束期間:3年1ケ月)

1988年7月 上告を断念して服役中の受刑者(容疑者)の再審を開始

1989年3月 大阪地裁 再審無罪判決
         受刑中の容疑者を釈放(身柄拘束期間:6年4ケ月)



逮捕時に大々的に報道されてしまいますので、無罪になったからと言ってその名誉が完全に回復することはありません。
刑務所や拘置所に拘束された貴重な時間も戻ってきません。

誤った捜査を行った警察、誤った起訴をした検察、誤った判決を下した裁判官はいずれも口を閉ざしたままです。

  
こちらの事件も読売新聞大阪社会部から出版されています。

『逆転無罪—少年はなぜ罪に陥れられたか』 (読売新聞大阪社会部)



自分が冤罪事件に巻き込まれたらどうなってしまうんだろう・・・と考えさせられる一冊です。




by dikta | 2015-02-21 22:01 | 本のこと | Comments(2)
白波看板


今日は土用の丑の日です。

この日に読みたくなるのが、池波正太郎さんの「白波看板」。
30ページほどの短編小説です。

白波とは泥棒のことで、つまり「泥棒看板」という意味。

主人公は全国的な組織を持つ泥棒の首領。

この大泥棒が街で見かけた女乞食(お薦さん)の善行にいたく感心し、
しきりに固辞する乞食と一緒に食事をするお話です。

この時、お薦さん(乞食)が食べてみたいとリクエストしたのがうなぎ料理です。
私はお薦さんがうなぎを食べるシーンがとにかく好きで、繰り返し読んでいます。

問われるままに答えるお薦さんの身の上ばなしに、
やがて大泥棒は顔面蒼白となってしまいます。

お薦さんと分かれた後、大泥棒の取った行動は・・・

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この小説は「にっぽん快盗伝」に収められているのですが、
「鬼平犯科帳」の番外編とも言うべき短編集です。

どの物語も、盗賊がわからの視点から描かれていて
盗賊のくせに妙に律儀であったり、ユーモラスであったりと
悪党どもの織り成す人間模様が滑稽で楽しい作品です。
by dikta | 2014-07-29 12:48 | 本のこと | Comments(0)
漂流記

昨秋の「督乗丸漂流200年」に行って以来

吉村さんの漂流記を多く読んでいます。


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まずは 「漂流記の魅力」から読み始め、次に「漂流」へ。


漂流記とは少し異なるのですが、海にまつわる小説ということで 「破船」を読み

続いて破船に近い題材の 「朱の丸御用船」、その次は目先を変えて 「深海の使者」へ。


そんでもって、もう一度漂流記に戻って 「アメリカ彦蔵

次はロシアへ漂流した話を読みたくなり「大黒屋光太夫」へ。


今は大黒屋光太夫の下巻を読んでまして、ちょうど、

ロシア女帝に謁見、日本への帰国を許されるという段です。


これらの漂流記を読むと

当時の日本人の素養の高さに驚かされます。


アメリカでもロシアでも、背が低く、肌の色の違う漂流民に対して

献身的な援助を行う人格者が現れるのも不思議な感じがいたします。


日本人としての慎しみ深い言動と人としての資質に触れて

なんとかしてあげたいと思ったのでしょうね。




by dikta | 2014-05-24 21:23 | 本のこと | Comments(0)
零式艦上戦闘機

ゼロ戦にまつわる本の紹介を。


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永遠のゼロ (百田尚樹)

面白くて一気に読んじゃう人が多いみたいです。

私も一気に読んでしまいましたが、途中で涙が止まらなかったです。
家で読んでよかった..(^^)

作者の百田さんは、「探偵!ナイトスクープ」の放送作家なのですが、
いい意味でナイトスクープ的な作品です。



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零式戦闘機 (吉村昭)

ホノルルマラソン の次の日に、ホテルのプールサイドでこの本を読みました。

当時の私は、ゼロ戦とか戦争とかまったく興味はなく、
吉村ファンの私がたまたま旅のお供に選んだ本。

ゼロ戦の開発から戦争の終焉までを史実に則り淡々と書き上げたこの小説は、
NHKのプロジェクトX的な作品です。

この本でゼロ戦の凄さと、悲しさを知りました。



零式艦上戦闘機は、良くも悪くも日本的で、日本と戦争を象徴する飛行機で、
映画とあわせてご覧いただきたい作品です。




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by dikta | 2013-08-02 17:55 | 本のこと | Comments(0)
前田建設ファンタジー営業部3


「マジンガーZ地下格納庫72億円」 「銀河鉄道999高架橋37億円」

に続く第三弾

「機動戦士ガンダム」 の巨大基地をつくる!


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あの巨大基地ジャブローの建設工事がなんと2,532億円。

意外とかからないんですね(^^)



マジンガーZは、アニメをあまり覚えてなかったのですが、

ガンダムはもろにその世代。楽しみです。
by dikta | 2013-04-09 13:02 | 本のこと | Comments(4)
深夜特急


昨日から沢木耕太郎さんの「深夜特急」読み返しています。


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この本を読むのは15年ぶり。

若い頃に感じた面白さとは、また違った面白さがあります。






youtubeに大沢たかおさんが主演したドラマ('96-'98)が転がっていますね(^^)ワカイッス
by dikta | 2013-01-28 12:41 | 本のこと | Comments(0)
道に入る。

とあるスーパーブロガーさんから

本をお借りしました。



タイトルはズバリ


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「ブログ道」



剣術ではなく剣道。

柔術ではなく柔道。

ブログ術ではなくブログ道。



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その道に入る。


この本を読み、求道者たらんとの覚悟を決めたことで、

安易にブログを書けなくなってしまいました。



この10日間ほどは、

毎晩のように、うーん、うーん、、と、唸っておりました。



ようするに未熟もの。。

イチから出直しです(^^)
by dikta | 2012-12-10 12:28 | 本のこと | Comments(6)
立志の経営


最近は、おかげさまで慌しく過ごさせていただいております。

少し疲れ気味でしたので、昨日は自宅でのんびり読書。


「立志の経営」 を読み直してみました。


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著者の中條さんは、営業本部長として

アサヒビール奇跡の復活の陣頭指揮を執った方です。



今からは考えられないことですか、

30年前のアサヒビールはシェア10%を割り込み、

瀕死の状態に追い込まれていました。



当時、絶対的存在のキリンビールはシェア63%

アサヒの実に6.7倍です。




「なんだかんだ行っても、ウチは名門だし、資産もあるから大丈夫」

アサヒビール社員に蔓延る「名門意識」と「大企業病」



中條さんはじめ経営陣は、

現実を一気に覆すほどの徹底した生まれ変わりを図ります。



伝統の 「日の出ラベル」 との決別

「吾妻橋工場」 の売却

「リストラ」 の断行




「もう後はない」 と自ら退路を断ち、全社で危機意識を共有し、

技術者、営業一体となり

「ビールは生で飲むのが絶対に美味しい」

との信念のもと開発した商品が「スーパードライ」です。



これが爆発的な売れ行きを示し、

二年後にはシェア20%台へと躍進。



アサヒビールは奇跡の復活を遂げ

今ではキリンビールと互角に渡り合っています。



この本は、志を立てることの大切さを教えてくれるとともに

小が大に挑むことの道筋を示してくれる本です。

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by dikta | 2012-10-29 13:03 | 本のこと | Comments(2)