昨今の建設コストの推移について
日経アーキテクチュアでは3ヶ月ごとに 「建築市場動向調査」 を業態別で公表しております。

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20090819/534773/

下の表とグラフは公表された集合住宅、事務所、商業施設の平均建設単価の推移を私がまとめたものです。
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'06年3月期は54.6万円であったものが3年後の今年6月期には65.3万円と急激に建設単価が跳ね上がりました。

実に2割も高騰してるのですが、4年前なら2,000万で出来た建物が、今年の前半だと2,400万必要になるということになります。


日経アーキテクチュアのデータは全国平均であるのですが、この豊橋地域でも概ねこのグラフどおりの推移を続けていました。

3年半ほど前から昨年に掛けて鋼材価格が上昇を続け、名古屋経済が好調ということもあって大工さんはじめ職人さんの確保が難しい状況に置かれます。

他にも海外の森林伐採が規制され構造用合板の入手が難しくなったり、原油高の影響をもろに受けたりして、全ての建材の価格が上がりました。

昨年のリーマンショック以降も高い水準で建設コストは推移していましたが、ようやくこの3ヶ月ほどで急激にコストが下がった印象を受けています。

まだ、9月分の調査結果は公表されていませんが、感覚としてはピークの1割~1.5割ほどは下がったように感じています。

先行き不透明な時代とはいえ、金利、税制、建設コストの3点から言えば有利な時期であることは間違いないと感じています。
by dikta | 2009-10-26 12:36 | 設計のこと | Comments(0)


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