困ったら少し視野を広げて考える


おそらく大多数のお家にあるであろうクローゼット。
ご存知の通り通常はX方向にパイプを通し、ハンガーは縦に掛けていくように設計します。
本を背表紙が見えるように並べるのと同じで、服もパッと見てわかるように収納するのが
使いやすいです。

衣類を掛けておくのに必要な奥行寸法として、最低でも600mmは確保したいところ。
600以下でも収納は可能ですが、袖の広がりを考えると擦れてしまう可能性があります。
せっかく最初から造るのだから、すっきりキレイに収めたいですよね。

しかし部屋の形状によっては、幅は十分取れるのに奥行だけがどうしても取れない場合も
あります。そんなときはどうしたら良いのか?

解決策としてはパイプをY方向に掛け、ハンガーは横掛けにします。
しかしこれでは奥に収納した衣類が非常に取り出しにくい。

そこで活躍するのがスライドコートハンガー
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写真はスガツネ工業のものです。
ハンガーパイプがスライド可能なので、パイプ縦付でも衣類が取り出しやすくなります。

一般的なやり方では不都合が生じてしまうことでも、考えたり調べる視野を少し広げるだ
けで解決することがたくさんあります。
困ったときほどそうしてみると、案外さらっと答えが見つかったりするのです。



<2012.04.09 ディクタ建築事務所 大澤明日香>
by dikta | 2012-04-09 11:47 | Comments(0)


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