障子のデザイン

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「和」の空間はもちろんのこと、モダンな空間でも使用されることの多い障子。
和紙を通した柔らかい光はとても魅力的です。

障子の格子部分を組子といい、この組子の細さや組み方で印象が全然変わってきます。

組子の細さは8mm前後が一般的ですが、5mm以下とするとかなり繊細な印象になり
少し離れて見ると組子が糸のように見え、非常に軽やかです。
ただ強度的にはやはり太い方が有利ですので、使用頻度に応じた寸法を検討し
そのなかで可能な細さとする必要があります。

「老津の家」のリビング大開口にも、内障子が一面にはまります。
こちらは縦の組子が多く入った縦繁障子で予定しています。

建具はまだ先になってきますが、お楽しみに。



by dikta | 2012-09-03 13:49 | 建築メモ | Comments(0)


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