シャープに見せる工夫


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机の天板などで、木口がナナメにカットされたものをよく見かけると思います。


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このように先細りにする加工を「テーパー」といいます。


視覚的な材の厚みを、できるだけ薄く見せるために施すものです。


机の脚を床に向かって細く円錐状に加工することも同じで、同じ太さで通すよりも華奢で洗練された印象となります。






どうしても厚みの必要な箇所は出てきてしまいますが、こういった方法を活用し
いろいろなものをできるだけ細く、シャープな寸法で見せたいと思っております。



by dikta | 2012-10-08 10:03 | 建築メモ | Comments(0)


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