ユニバーサルデザイン


老若男女・文化や国籍の違い等を問わず、すべての人に使いやすいユニバーサルデザイン。
浴室・キッチンなどの空間という大きなものから、食器などの小物まで、「みんなに優しいモノ」
が増えてきています。

ユニバーサルデザイン_d0144114_1528513.jpgユニバーサルデザイン_d0144114_15285082.jpgキッチンでも、車イスなどが入るようにシンク下が空きスペースに
なっているものや、写真のようにキッチンワゴンがそのままイスに
なる物など、配慮の方向は同じですが異なる形状で提案されていたりします。

またお子さんがお手伝いをしやすいように、引出し式の踏み台が備わっているキッチンも。

(写真はPanasonicさんより)


以前病院の談話室で見かけたキッチンで、引出しの取っ手が縦付けのものがありました。
ちょうどマグカップを持つような感じで引きだせ、力がいらず非常に楽だったのを覚えています。
通常横に付いている取っ手の向きをを90度変える、たったこれだけのことなのですが。


常識的に、一般的に使いやすいから、と考えていると、使う人にとって何がいちばん良いのかを見誤る可能性もあるかもしれません。
また見抜けていても対処法がわからなくては同じことなので、色々な新しいものに触れて、アイディアの引出しを増やさなくてはと改めて思いました。



by dikta | 2013-02-25 15:33 | 建築メモ | Comments(0)


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